「ポリワン」は断熱・気密用途として知られてる1液性硬質発砲ウレタンフォームの接着性能を強化した屋根瓦用接着剤です。あらゆる屋根材はもちろん、各種下地材、水切り材など、ほとんどの建築材料を強力に接着します。溶剤を使用していませんので、屋根に使用される各種断熱材を溶かすこともありません。また、断熱材の目地に充填することにより、1液性硬質ウレタンフォームの本来の用途である、断熱・気密材としてもご利用頂けます
※ポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン、シリコン、塩ビ、油分などには接着しませんのでご注意下さい。
軽くて小さく、使いやすい。
強力な接着強度(従来同種品の約4倍)
1液性で調整の必要がない。
低発泡のため
細かい作業が楽にできる。
低発泡のため軽い屋根材でも
浮き上がらない。
職人トレーニングの必要がない。
ガン先からフォームが垂れず、
屋根を汚さない。
水分硬化タイプのため
接着面が湿っていてもOK。
ポリワンの本体部分です。
衝撃に強い金属製の専用ガン
ガン先端や内部の洗浄用
本商品が使用している発泡剤はLPGとDMEで沸点がマイナス側ですので、極端な負温度を除いて缶内部の原液が固化することはありません。しかし寒冷期(特に1月から3月)での温度の低い場所での使用の場合は、事前に缶が20℃前後に温めてから使用して下さい。この際、時々缶を振って下さい。内部原液の温度がよりよく上昇します。ストーブ、バーナー、熱湯(沸かしながら)で急速の温めると破裂することがありますので、絶対に止めて下さい。
缶に液が残っている場合は、ガンの後部の量調整スクリューを閉めて、ガンを缶に装着した状態で正立保管して下さい。缶が空になるまで再使用できます。完全に缶の中の液が空になってから、缶をガンから取り外して新しい缶と交換して下さい。使用後は、必ずガンの先端を専用クリーナーで洗浄して下さい。缶を5~10本使用したら、専用クリーナーをこの商品の缶と同じ要領でガンに取り付け、引き金を引いて、ガンの内部を洗浄して下さい。
工法 | 屋根材の種類 | ポリフォーム | ポリワン |
---|---|---|---|
新築 | 粘土瓦・セメント瓦 | ◎ | △ |
薄型スレート系屋根材 | ○ | ◎ | |
アスファルトシングル | ○ | ◎ | |
金属系屋根材(瓦形状) | ◎ | ○× | |
金属系屋根材(折板系) | ○ | ◎ | |
断熱材 | ○ | ◎ | |
カバー工法 | 粘土瓦・セメント瓦 | ◎ | △ |
薄型スレート系屋根材 | ○ | ◎ | |
アスファルトシングル | ○ | ◎ | |
金属系屋根材(瓦形状) | ◎ | ○× | |
金属系屋根材(折板系) | ○ | ◎ | |
断熱材 | ○ | ◎ | |
補修・補強 | 粘土瓦・セメント瓦 | ○ | ◎ |
薄型スレート系屋根材 | ○ | ◎ | |
アスファルトシングル | ○ | ◎ | |
金属系屋根材(瓦形状) | ○ | ◎ | |
金属系屋根材(折板系) | ○ | ◎ | |
断熱材 | ○ | ◎ |
「ポリワン」は当社の瓦接着工法として実績のある「ポリフォーム」同様の硬質ウレタン接着剤で、長期にわたる接着性能が実際の建築現場でも実証されています。
JAIA-009949 F ★★★★ JAIA-403803 4VOC 基準適用
ポリフォームもポリワンも同じ硬質ウレタンフォームですが、ポリフォームは2液性で約2.5~3倍に発泡するのに対して、ポリワンは1液性で発泡倍率が1.5倍程度です。
この発泡倍率の違うという特性を活用して適材適所で使い分けを行っています。
使用する屋根材や工法によっても異なりますが、約4倍程度の強度が期待できます。
ポリフォームは基本的にお施主様や工務店様には直接販売しておりません。
施工資格を持ったポリフォーム日本代理店会の会員に材工(材料代と工賃)でご相談ください。
また、ポリワンは特別な施工技術を必要としませんので販売は可能ですので事務局(株式会社コンシャス内)にお問合せください。
ポリフォーム(ポリワン)の工事価格は使用する屋根材の種類や工法によってかなりの差が出ます。
お近くのポリフォーム日本代理店会の会員にお見積もりをご依頼ください。
ポリフォーム(ポリワン)の施工に熟知したお近くのポリフォーム日本代理店会の会員にご依頼ください。
ポリワンの施工に特に資格は必要ありませんが、ポリフォームの施工には施工技術研修会で研修を受け試験に合格した作業員のみに施工を認めております。
粘土瓦、セメント瓦、アスファルトシングル、金属系屋根材などあらゆる屋根材に使用できます。
ポリプロピレン、ポリエチレン、塩ビなどの特定の樹脂には接着しません。